機能性ディスペプシア(FD)|あさひの森内科消化器クリニック|尾張旭市の内科・消化器科

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機能性ディスペプシア(FD)

あさひの森 内科消化器クリニック 院長の福田頌子です🌳🍃


今回は機能性ディスペプシア(FD)についてのお話しです。

機能性ディスペプシアとは、「慢性的なお腹の不調があるにも関わらず、胃カメラをしても特に異常(見た目で判断できる異常)が見つからない状態」のことを言います。
原因は「胃の働きの低下」とされています。
症状は
●すぐにお腹がいっぱいになってしまう
●食欲がない
●食べるとみぞおちが焼けるように痛む
●胃もたれが続く
などです。

患者様自身は症状に困っておられるのに、周囲の人にはつらさを理解してもらえず、胃カメラをやった医師からは「異常はありませんよ」と言われ悩んでおられる方も多いのではないでしょうか🥹


実は、、、、、私も「機能性ディスペプシア」なんです🥹🥹🥹🥹
特にここ1年は開業の準備やその他諸々ストレスが多いのと年齢と共に胃の働きが衰えていることが原因と考えます。
お腹が空いたのでご飯を食べるのですが、職業柄早食いのせいもあり、すぐに胃が痛くなってしまったり、
食欲がなく食事量が減ってしまったり、、、
(かと言って痩せる訳ではない)
お肉を食べるとすぐに胃が焼けるような痛みがシクシクしたり、、、、
いつまでたっても胃が重かったり、、、

家族からは「消化器内科医なのにね」とよく言われています😂

この機能性ディスペプシア、原因は大きく3つに分けられます
①胃の働きの低下
②食生活
③ストレス
です。
どうしても加齢と共に胃の働きの低下は抗えない部分ではあります💦
個人差も出るところですね。
私の場合は胃の働きの低下を自覚しているにも関わらず、
早食いだったり、脂質の多いものを食べていることが良くない点ではあります。
(ただ、それほど多量に食べているわけではないけどなぁ、、、もう少し量を減らせばよいのかもしれない。けど、揚げ物食べたい、焼肉食べたい、てんぷら食べたい。)
胃が調子悪くなるだろうな、と覚悟をもって食べています😂


機能性胃腸症の基本治療はまずは、胃の動きを改善させる薬や胃酸を抑える薬を使用します。
効果が不十分である場合は漢方薬や患者様と相談の上、抗不安薬や抗うつ薬の内服も行います。
多くの薬の中から患者様に合うお薬を見つけるには時間がかかる場合があります。
実際に、薬を様々変えて試してみたり、抗うつ薬を使っても良くならない場合もあり、医師としても申し訳なく思うケースもあります。
そのようなときはある程度症状を受け入れることも時には大事なのかもしれません。


根気よく一緒に、患者様ご自身に合うお薬を見つけていきましょう。
そして、私自身「機能性ディスペプシア」でもあるので患者様と共感しながら治療に臨みます!!

是非ご相談ください☺️

最後に、「機能性ディスペプシア」の診断には胃カメラをやることが必要です。
(胃の動きを改善するお薬を保険適応で処方するためには胃カメラをやることが必須のなっております。)

というのも
●すぐにお腹がいっぱいになってしまう
●食欲がない
●食べるとみぞおちが焼けるように痛む
●胃もたれが続く

などの症状は逆流性食道炎や胃癌や食道癌でも起こりうるからです。
まずは「胃の機能(働き)」が悪くて症状が起きているのか、胃や食道に何か異変があるのか
そこをしっかり胃カメラで確認することがとても重要になってきます。


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尾張旭市で
女医が胃カメラ、大腸カメラを行います♪
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