生活習慣病について
皆様の「最期まで自分の口から
食べて、自分の足で歩く」に
寄り添ってサポート致します
当院では高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症など、生活習慣が大きな原因とされる病気に対する治療を行っています。
これらの病気は自覚症状がないため、治療する意義が感じられなかったり、治療を自己中断してしまう方が多くいらっしゃいます。
当院では、お薬による治療だけでなく、当院専任の管理栄養士による具体的な生活習慣の改善、食事、運動について相談や指導を受けていただくことができます。患者様の生活スタイルをお伺いし、無理なく続けられる治療内容をご提案させて頂きます。
代表的な疾患
糖尿病
血糖値が高い状態が続くことで全身の様々な臓器に影響を及ぼす病気が糖尿病です。血液中の糖を細胞に送り込む働きがある「インスリン」が足りない、またはうまく作用しない状態です。糖尿上の治療は「運動療法」「食事療法」「薬物療法」の3種類あるため、一人ひとりの生活スタイルを伺った上で、最適な治療方法をご提案します。
高血圧
高血圧とは、血圧が収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)の状態のことです。血管や心臓に負担がかかり、突然心臓病や脳卒中の発作を起こす場合があります。また、高血圧は自覚症状がほとんどないため注意が必要です。定期的に血圧を測り、早期発見・早期治療を行うことが大切です。
脂質異常症
脂質異常症とは、血液中の悪玉(LDLコレステロール)や中性脂肪(トリグリセライド)の濃度が高い状態、または善玉(HDLコレステロール)が必要以上に減少した状態のことをいいます。脂質異常症は年々増加しており、放置すると動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞の原因となるため注意が必要です。
メタボリックシンドローム
肥満に糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病が合併している状態のことをメタボリックシンドロームといい、内臓脂肪症候群とも呼ばれています。ウエストが男性は85cm、女性は90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質異常症のうち2つに該当した場合、メタボリックシンドロームと診断されます。メタボリックシンドロームは、動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まりますので、日頃の生活習慣病を見直し予防しましょう。
血管年齢・動脈硬化の検査
生活習慣を見直してみましょう
近年、食生活の欧米化や運動習慣の減少により、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞になってしまう方が増えています。
血圧脈波検査では血管の硬化度から血管年齢を計り、頸動脈超音波検査では頸動脈の壁厚とプラークと呼ばれる動脈硬化病変の有無を検査します。
動脈硬化は高血圧や高脂血症、喫煙、ストレスなどの影響で進み、動脈硬化の進行に伴い心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなることが報告されています。早い段階でご自身の状態を把握し適切な生活習慣や薬物治療を検討しましょう。